ラルチザンパフューム タンブクトゥ TIMBUKTU

ラルチザンパフューム

ユニークな香りが多いラルチザンパフューム。

そのラルチザンパフュームの中でも、最も心を捉えて離さない“変わった香り”がタンブクトゥと言えるでしょう。

ラルチザンパフューム(L’Artisan Parfumeur) タンブクトゥ オードトワレ

タンブクトゥのモチーフは?

このユニークな香りをデザインしたのは、調香師のベルトラン・ドゥショフール。

ラルチザンパフュームではおなじみの、名調香師の一人です。

タンブクトゥは、ベルトラン・ドゥショフールが香りのヒントを求め、西アフリカのマリを旅した際に出会った“恋人を虜にする香料”をモチーフに作られたそうです。

なんともロマンティックですよね!

ラルチザンパフュームの旧サイトには、こういったバックグラウンドストーリーが記載されていたのですが、現在はあっさりとした商品説明だけとなってしまいました。

タンブクトゥの香りの構成

タンブクトゥには、一般的なフレグランスではなかなか見かけない珍しい香料が多数使われています。

珍しい香り好きの方にとっては、たまらないコンポジションとなっています。

ヘッドノート / ピンクペッパー、カルダモン、グリーンマンゴー
ハートノート / カロカロンデ、インセンス、パピルスウッド
ベースノート / ベチバー、パチュリ、ミルラ、ベンゾイン

タンブクトゥの香りは、つけたての香りからドライダウンまでのストーリー展開が美しく、なめらかにつながってゆくところが特徴的です。

スパイスの刺激と、まだ青いマンゴーのヘッドノートから、ハートノートへ。

甘くスパイシーな、カロカロンデというアフリカ原産の白い花の香りがエキゾチックな美人を思わせます。

インセンス(お香)、乾いた古い紙のようなパピルスウッドが優しく香ります。

ベースノートは、ベチバーとパチュリ。

樹木と墨汁が混ざったような、落ち着いた雰囲気を演出します。

対して、ミルラという樹脂と、ベンゾインという深いコクがあるような甘い香りが絡み合い、なんともいえないぬくもりのあるドライダウンを迎えるのです。

ベンゾインは「安息香」とも呼ばれ、深いリラックス効果をもたらすとして、アロマテラピーでも用いられる精油の一種です。

タンブクトゥが似合う女性像

ラルチザンパフュームの中でも、最も心を捉えて離さない“変わった香り”がタンブクトゥだと書きました。

魅力的だけれど、変わっている香り…まとう人を選ぶ香りです。

この香りが似合うのは、人生の酸いも甘いも噛み分けた大人の女性。

まとう人の肌に馴染み、体臭の一部であるかのように香り立つことからも、あらゆる香水を使い慣れた“玄人”向けの香りと言えるでしょう。

実際に、日本だけでなく世界中の香水通から絶賛された、ベルトラン・ドゥショフールの代表作品でもあるのです。

小難しいことは抜きに、単純に香りの好みだけで言うと、ウッディー、スパイシーノートが好きな方におすすめです。

タンブクトゥのラインナップ

タンブクトゥはオードトワレのみの作りです。

オードトワレにしては香りの持続時間が長い作品です。

肌質や気温によってはオードパルファム並みにもつ場合もあります。

ラストノート以降、香りが消えるか消えないかのドライダウンが美しい作品ですので、こまめに重ね付けをするというよりも、肌に残った香りを楽しむのがオススメです。

タンブクトゥ オードトワレ

タンブクトゥ オードトワレ
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タンブクトゥはオードトワレのみの作りとなっています。
香りの持続時間はオードトワレとは思えないほどに長く、普段はオードパルファム派の人にとっても充分に楽しむことができる作品です。

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