ディプティック ドソン DO SON

ディプティック

ディプティックの中でも、特に女性に人気の香りが「ドソン(DO SON)」です。

チュべルーズのお花がメインテーマになっている女性らしい香りです。

甘くてクリーミィなお花の香りが緊張した気分を和らげてくれるようで、優しい気持ちを取り戻したい時にまといたくなる香りです。

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ドソンという作品名の由来

ドソン。なんだか聞き慣れない言葉の響きですよね。

なんでも、ディプティック創業者の一人であるイヴ・クロエンが子ども時代を過ごした、ベトナムの港町での思い出が、この香りのモチーフになっているのだとか。

当時、ベトナムのハロン湾のそばで家族と暮らしていたイヴ・クロエン。

大人になっていからも強く記憶に残っていた、町の寺院に捧げるためのお花だったチュベローズの香りにインスピレーションを受け、ドソンの香りを作り出したのだそう。

彼にとって、家族と過ごした、幸せな子ども時代の香りが、この作品のメインテーマであるチュベローズなのでしょうね!

これは、ドソンのイベントが行われたディプティックの旗艦店、青山のショップにて、スタッフの方より伺った素敵なエピソードです。

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ドソンはどんなイメージの香り?

ドソンは、チュべルーズの花そのものの香りが主体となっています。

香りの変化も、まったりとクリーミィ。

トップノート、ミドルノート、ラストノート・・・と、大胆な香りの変化があるというよりも、のんびりと香りが移ろいでゆくような、穏やかなストーリーです。

気温が高いベトナムで休暇を過ごしているような、ゆったりとした時の流れを感じることができます。

似た系統の香り「ニュイドチュべルーズ」との比較

同じくチュべルーズの香りが使われている作品といえば、ラルチザンパフュームのニュイドチュべルーズというオードパルファムがあります。

ニュイドチュべルーズは、チュベローズを冠した名前でありながらも、スパイスやウッディ調の要素を強く併せ持った個性的な作品です。

ラルチザンパフューム ニュイ ド チュベルーズ NUIT DE TUBEREUSE
NUIT DE TUBEREUSE(ニュイ ド チュベルーズ)オードパルファム。 パリの夏、これから夜を迎える夕暮れ時をテーマにした、ドラマティックな香りです。 その名の通り、チュべルーズ(日本名は月下香)の甘い香りと、スパイス...

このラルチザンパフュームのニュイドチュべルーズでは、チュベローズがヒロインを務めながらも、ピンクペッパーやサンダルウッドといった、魅力的な脇役たちが香りのドラマを盛り上げていく作品に仕上がっているのです。

チュべルーズのお花らしさを求めている方には、断然、ドソンをおすすめします。

また、ドソンはホワイトフローラル好きの方にも、きっと満足できる香りだと思います。

私の個人的な感想ですが、ドラマティックな恋の駆け引きを予感させる香りというよりも、甘く幸せなひとときに包み込まれているようなストーリーを感じました。

私にとっては、幸福感が高まる香りです。

ドソンの香りの主な原料

メインの香りはチュベローズのお花ですが、他にも幾つかの香料が入っています。

ドソンの香りの主な原料

オレンジの花(オレンジブロッサム)
チュベローズ
ターキッシュローズ
アンバーウッド ★
ホワイトムスク
ガルバナム ★
アイリス
ジャスミン
安息香

★はオードパルファムのみに調合
記載がない原料は、オードトワレ、オードパルファムいずれにも調合
調香師:ファブリス・ペルグラン(Fabrice Pellegrin)

オードトワレとオードパルファムだけでなく、ドソンには他にもいくつかの商品があります。

ざっとみていきましょう。

ドソンの多彩なラインナップ

DO SON(ドソン)オードパルファム

ドソンの香りを存分に楽しめる、リッチなオードパルファムです。

ディプティック ドソン オードパルファム

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香りの濃度は13%と、トワレの12%と比べほとんど変わりはありません。

しかしながら、上記の通り、調合されている原料の種類がトワレよりも多くなっています。

このことから、香りに複雑さが増し、甘いだけではない、より深みのある仕上がりとなっています。

と言っても、つけたての香りからドライダウンまで、香りのストーリーは一貫しているように感じます。

香りが変化するタイプがニガテな方でも、安心してお使いいただけると思います。

ホワイトフローラルの香りが好きで、かつ、動物性のベースノートが後半に強く残るものが苦手な方には、ぜひオススメしたい香りです。

なお、会社でまとう場合は、退勤後にそっとつけると、特別感が増してきます。

朝からつけて出かけたい場合は、甘さが続くので、足首などにワンプッシュ程度に留めておくと上品に香ります。

DO SON(ドソン)オードトワレ

それではオードトワレ版は物足りないのかというと、ところが、そうでもありません。

私は、オードトワレもオードパルファムも使っていますが、オードトワレの方がよりクリアで、フレッシュな印象を感じました。

ディプティック ドソン オードトワレ

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使われている原料を見比べると、オードトワレからは香りの持続性を高める原料(ガルバナム、アンバーウッド)が除かれているようです。

オードトワレだからといって、見劣りするのではないと感じます。

むしろ、甘くなりすぎないため、日中でも使いやすく重宝します。

オフィスで使うなら、オードトワレをオススメします。

朝から日中はオードトワレをまとい、仕事を終えた夕方からオードパルファムとの重ね付けをするなど、レイヤードで楽しむのもアリな使い方ではないでしょうか。

重ね付けのハーモニーを楽しむのであれば、軽やかなオードトワレの方が向いているかもしれません。

DO SON(ドソン)ロールオンフレグランス

ディプティックでは、金属のボールをコロコロと転がして、香りを肌に直接付けられるロールオンタイプが発売されています。

ドソンは人気のある香りなので、ロールオンフレグランスの展開もありますよ。

ディプティック ドソン ロールオンフレグランス

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持ち運びや、外出先での付け直しに便利なアイテムです。

ロールオンタイプは、スプレータイプと異なり、香りが周りに拡散しにくいのが特徴です。

お化粧室や更衣室でいかにも香水を付けています、といった見られ方をされたくない場合にはもってこいです。

また、香りをピンポイントで付けることができるのもメリットです。

デスクで手元だけに香らせたり、長袖の衣類の袖口(手首)だけにひと塗りするなど、オフィスシーンでの利用価値は高そうです。

DO SON(ドソン)ソリッドパフューム

ソリッドパフュームとは、日本語では練り香水と呼ばれる、固形のフレグランスアイテムです。

トップノートの弾けるようなフレッシュな香りはほとんど感じられず、香水のコアとなっているメインの香りをほのかに楽しめるところが特徴です。

ドソンの香りもソリッドパフュームが作られています。

ディプティック ドソン ソリッドパフューム(練り香水)

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ソリッドパフュームは、デスクワークの時間が長い、事務職の方には、特にオススメしたいアイテムの一つです。

ロールオンフレグランスと同様に、周囲に広がらず、自分の周りだけで香らせることができるからです。

一方で、ロールオンフレグランスとの違いは以下の通りです。

ロールオンフレグランスは、液体のオイルタイプが多くなっているのに対し、ソリッドパフュームは、ワックスやミツロウなど、冷えると固まるオイルでできており、天然の素材が主成分であることが多いです。

DO SON(ドソン)その他のアイテム

その他、ボディクリームやシャワーオイルなど、ドソンのフレグランスアイテムはバリエーションが豊かです。

ディプティック ドソン シャワーオイル

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世界的にも人気の高さを伺えるようです。

気に入った香りをレイヤードすることで、香りの持続性が良くなるとともに、また、より肌に馴染みやすくなります。

ドソンの香りがお気に入りの方は、香水だけでなく、ボディケアアイテムも揃えてみてはいかがでしょうか?

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