オリエンタルの香調って?

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オリエンタルの香調とは?

「オリエンタル」と聞いて、あなたは、どのあたりの地域をイメージしますか?

直訳すると、「東洋的な」という意味になりますが、私たち日本人からすると、そのニュアンスはちょっと異なります。

日本も東洋の一部ですし、それも東の果てにある島国ですから、あくまで、ヨーロッパから見た東洋世界、というわけです。

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香水の世界が指す異国の地「オリエンタル」

特に香水の世界では、「オリエンタルノート」は、中東からインド周辺を指しています。

ヨーロッパから見た異国の地を、香りで表現した香調というわけです。

「オリエンタル」というエキゾチックな雰囲気の通り、中東諸国やトルコのお菓子のような、独特のまったりとした甘みとスパイスを感じさせる香料の特徴が際立っています。

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これら独特の甘みは、バニリン(バニラの香り)やアンバー、ヘリオトロピンといった香料から成っており、いずれも、甘みも持続性も強い特徴があります。

香水の骨格や、土台となる意味合いで使われることが多い香料の類です。

オリエンタルノートの香水を身に纏うと、夏季には中東地域のむっとする暑さを鎮め、冬季には、包み込んでくれるような温かみを感じさせてくれるでしょう。

好き嫌いが出る香調とも言われていますが、樹脂や樹木から成る香料を多分に使っているため、気持ちが安らぐことから、このジャンルの香水ばかりを好んで使う人もいるくらいです。

ウッディー系の香料が入っていると、男性にも使いやすいですね。

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オリエンタル系の代表フレグランス (1)オピウム

代表作は、イヴ・サンローランが1977年のコレクションと同時期に発表した「OPIUM(オピウム)」。阿片という名前の通り、官能的で挑発的な女性をイメージしていると言われています。

その香りやコンセプトだけではなく、漆塗りの印籠をモチーフとしたボトルデザインも注目を集めました。

ベースノートには、パチュリー、ベチバー、サンダルウッド、バルサムなど、アジアらしさを感じさせる樹木や、樹脂の香りも頻繁に採用されています。

異国情緒が漂う中にも、どこか神秘的な印象を与えます。

トップノートは、ペッパーやクローブ、ナツメグ等のスパイスの香りで幕を開ける、スパイシーなトップノートも特徴的です。