ラルチザンパフューム ロー ド ラルチザン L’EAU DE L’ARTISAN

ラルチザンパフューム

ラルチザンパフュームのグリーン系のフレグランス、ロードラルチザン。

直訳すると「ラルチザンの水」、あるいは「職人の水」となる、洒落っ気のあるネーミングです。

調香師は、オリヴィア・ジャコベッティ。

ラルチザンではプルミエ フィグエやテ プー アン エテといった、軽やかで透明感のある香りを得意とする女性調香師です。

ロードラルチザンは、その中でも群を抜いて透明度が高い香りです。

早速、詳しく紹介していきます。

ロードラルチザンはどんな香り?

ロードラルチザンは、シトラス系とグリーン系の中に、さわやかなマリンノートが通り過ぎるヘルシーな香りです。

ヘッドノート / バジル、レモン、バーベナ、マジョラム、ミント
ハートノート / ジャスミン、マリンノート
ベースノート / ウッド、オークモス、ヘイ

フランスのある村、海が見える街に植えられた、小さな家庭菜園。

レモンやミント、ハーブといった小さな植物たちに、海からのさわやかなそよ風が吹いてきます。

そよ風は、住宅街を抜け、ジャスミンが茂る高台を通り抜けた後、草原を横断し、やがて樫の木の森の奥へ・・・。

そんなストーリーが浮かんでくるような、牧歌的な調香となっています。

ブランドリニューアルで調香が変わった?

ロードラルチザンは、ラルチザンパフュームのブランドリニューアルに合わせて調香変更があった香りです。

日本では、2017年2月にブランドリニューアルが行われました。

本国フランスを始めとする欧米では、その約1年ほど前にリニューアルが行われていたようです。

ロー ド ラルチザン リニューアル前の調香

リニューアル前の調香は、レモンとバジル、ミント、バーベナといった、柑橘とハーブを中心したグリーンシトラスノートの軽い香りでした。

ハーブ系のグリーンノートは、自然の中で過ごした日々を思い起こさせるようなナチュラルな調香だったのです。

レモンやハーブを、すぐそこで摘んできたばかり、といったフレッシュさが特徴的でした。

リニューアル前のバージョンに欠点があったとすれば、持続時間の短さです。

早い時は1時間、もって2時間で香りが消えてしまう淡さでした。

ロー ド ラルチザン 新調香

では、新調香ではどう変わったのでしょうか。

驚くべきは、マリンノートが加わったことです。

その名の通り、水をイメージさせるロードラルチザン。

マリンノートのプラスオンは自然な流れだと言えそうです。

また、マリンノートは香り全体の持続時間を長くする効果もあるため、旧調香の欠点をカバーする狙いも伺えます。

マリンノートについて詳しく知りたい方は、コチラをどうぞ。

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ロー ド ラルチザンは女性でも使える?

ユニセックスが多いラルチザンパフュームの中でも、より一層、中性的な存在と言えるロードラルチザン。

男性っぽいイメージになりすぎることはありません。

性別の特徴をアピールしたくない時や、重めの香りに変化を付けたい時にプラスしてまとうと、中和することができますよ。

ロードラルチザンが淡いために、かき消されてしまいそう?

レモンやハーブといったトップノートの爽やかさ、青い草や葉の香りがアクセントとなり、ロードラルチザンそのものがレイヤリングのトップノートのように香ることでしょう。

ロー ド ラルチザンはオフィス向け?

これまでにご紹介してきた通り、ロードラルチザンはオフィスでも安心して使える作品ということがわかると思います。

付け直しても透明感が保たれ、美しく香ります。

お仕事帰りに予定がある時、夜に重ねる香りを邪魔しないトコロも嬉しいです。

春から夏にかけての晴れた日に、ちょっと仕事に疲れたな・・・

そんな時、息抜きをさせてくれる優しいグリーンを、自分のために使ってみるのもオススメです。

個人的には、ハンカチにスプレーして、手を拭いたり汗を押さえる時に、ほんのりと香らせてリフレッシュしています。

肌にまとった時よりも、ハンカチのほか、ひざ掛けやクッションカバーといったファブリック類にスプレーした方がもちが良くなります。

ロードラルチザンのラインナップ

ロードラルチザン オードトワレ

ロードラルチザンは、オードトワレのみの作りです。

これは、新旧ともに変わりません。

ボディクリームやルームフレグランスの作りもない単品となります。

他の香りとのレイヤリングに、1本持っておくと、香りの変化をつけやすいです。

重ねる場合は、特にフローラル系、フルーティー系との相性が良いと思います。

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