フエギア1833 セノーテ(Cenote) FUEGUIA 1833

清らかな水が湧き出る、聖なる泉。

セノーテとは、南米のメキシコ、アルゼンチンに存在する水中洞窟のことで、景観の美しさ、水の透明度が大変高いことから、近年は日本でも話題になっています。

人気のテレビ番組「世界ふしぎ発見!」でも、取り上げられたことがありました。

メキシコにあるユカタン半島に多く存在するようですが、アルゼンチン出身のジュリアン・ベデルにとっても、身近な自然美の一つだったのかもしれませんね。

フエギアの中でも、1,2を争う女性らしい香りでもある、セノーテをご紹介してゆきます。

スポンサードリンク

セノーテのストーリーは?

冒頭でご紹介した通り、セノーテは、メキシコのユカタン半島や、アルゼンチンに数多く存在する天然の水中洞窟のことを指しています。

セノーテ(Cenote)とは、マヤ語で「聖なる泉」という意味なんだそう。

この地域にセノーテが出来た背景には、石灰岩で形成されているユカタン半島の地質に依るものだとか。

石灰岩は雨を通してしまうため、ユカタン半島の低地には地上に川も湖もなく、水は地下川や地底湖となっており、その独特の景観美を作り上げたというわけです。

古代の時代には、この石灰岩でできた頑丈な地盤の上にマヤ文明が栄えていました。マヤの人びとは、この地底湖を真水を得るために活用していたのです。

マヤ文明では、セノーテが崇拝の対象にもなっていました。

単に神秘的で美しいといった理由だけでなく、古代人にとって、安定して真水を得られる水源を持つことは、すなわち生命を繋ぎ、文明を発展させてゆくためのインフラでもありました。

マヤの人びとはセノーテを大切にし、聖なる泉として崇めてきたのですね。

セノーテの香りは?

セノーテは、イランイランを始めとする、エキゾチックな花々のフェミニンな香りを楽しむことができるリッチな作品です。

ところが、明かされている4つの香料の中には、イランイランは含まれていません。

フエギアの作品は、1つの作品ごとに通常3つの香料だけを明かしていますが、セノーテは4つが明かされていますね。

セノーテの香りの構成

プルメリア(フランジパニ)、アイリス、ジャスミン、タヒチアンバニラ

調香師:ジュリアン・ベデル(Julian Bedel)


いずれにしろ、華やかでしっとりとしたお花の香りがいくつも詰まっていることがわかります。

私の肌の上では、ほぼイランイラン、次いでプリメリアが華やかに香ります。

都会的な作り込まれたフローラルではなく、素朴でナチュラルなフローラルです。

リラックスした、暑い国の自然の中で過ごすバカンスのような気分になります。

セノーテの香りの強さは?

セノーテの香りは、強いというよりもリッチ

お花の香りを惜しみなく使い、華やかな女性像をイメージさせます。

アロマテラピーにおけるイランイランの用いられ方

もともと、お花の香りの中でも香りが強い香りを放つイランイラン

アロマテラピーでも用いられ、女性特有の不調や、心のケアを目的として頻繁に活用されます。

イランイランそのものが、女性を感じさせる象徴的な香りとなっていると思います。

品質が良くないインラインの芳香をずっと嗅いでいると、頭痛がしたり気分が悪くなる人も見られますが、フエギアのセノーテの場合は、巧みな調香で香りのキツさを感じさせません。

セノーテが似合う女性像

フエギアの中でも1,2を争う(と個人的には考えている)セノーテ。

この香りが似合うのは、センシュアルな女性だと思います。

ただし、その女性は華やかな世界に生きる女性でも、夜の蝶でもありません。

いつでもハイヒールとメイクアップを欠かさない隙のない女性でも、おしゃれなインスタグラムアカウントから抜け出してきた女性でもないのです。

私が考えるセノーテ像は、飾らない女性です。

本人が狙って行動しなくても、なんでもない仕草や表情が艶っぽい女性と言ったところ。

セノーテが似合うのは、そんなしっとりとした魅力あふれる大人の女性だと想像しています。

セノーテが似合う季節

昨年の春にセノーテを購入して、私は夏の日中のあいだ、ほぼ毎日セノーテをまとって過ごしていました

私の中では、重めの香りでありながらも、透明感があり、忙しさの中で忘れがちな女性らしさを思い起こさせてくれる作品だから・・・。

秋になってから、夏にセノーテをまとったことをフエギアのスタッフさんに告げたところ、驚かれてしまいました。

お腹から下にだけまとっていたので、重くなく、また篭った香りにもならずに香らせることができたのだと思います。

まだ暑さの残る初秋の時期にもオススメです。セノーテは湿度が下がるにつれて、より透明感を増す作品だから。

寒さが厳しい冬の時期にも美しいと思うのですが、私は汗ばむ時期にセノーテをまといたくなることが多いのです。

ドライダウンでは、ウッディーノートが出て来る方もいらっしゃるようです。

スタッフさんとお話していて、そういうケースもあると伺いました。私はわりと最後までフローラルが続きます。

現在購入できるパルファム版について

ちなみに、私が愛用しているのはオードパルファム版(旧版)であり、現在入手できるパルファム(香水)、オードトワレではありません。

パルファム版も全体のイメージは大きく変わりませんので、リッチでエキゾチックなフローラルがお好きな方には向いている作品と言えます。

旧版よりもパルファム版のほうが洗練されましたので、まといやすいかもしれません。

オードパルファム版に感じられた、植物っぽいエグみが取れたものがパルファム版です。