ペンハリガン リリー オブ ザ バレー Lily of the Valley

1976年の発売以来、ペンハリガンで愛され続けている香りがあります。

21世紀の今でも古びた感じはなく、格式張った、フォーマルな装いでなくとも普段着に合わせられるオードトワレです。

今回は、ペンハリガンのペンハリガン リリー オブ ザ バレーをご紹介します。

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リリー オブ ザ バレーの香りは?

リリー オブ ザ バレーの主役は、もちろんすずらんです。

すずらんの香水と言えば、クリスチャン・ディオールのディオリッシモが有名ですが、ペンハリガンのリリー オブ ザ バレーも、同じくらい有名だと思います。

ペンハリガンのリリー オブ ザ バレーは、軽やかで明るい雰囲気があり、気負わずに普段使いできるところが魅力と言えるでしょう。

リリー オブ ザ バレーの香りの構成

トップノート:レモン、ベルガモット、ゼラニウム、オレンジオイル、プチグレン

ハートノート:ローズ、イランイラン、ジャスミン、リリー オブ ザ バレー、セロリシード、カルダモン

ベースノート:オークモス、サンダルウッド

調香師:マイケル・ピクタール(Michael Pickthall)

すずらん以外の香料を見ていきましょう。

気負わずにまとえる親しみやすさには、2つのポイントがあります。

まず第一に、トップノートに散りばめられた柑橘系のさわやかな香料。

ほんのりと青味と苦味のある柑橘類が選ばれており、これがすずらんの凛とした香りにリンクしやすいですね。

次に、すずらん以外の白い花々優しいブーケによるところが大きいのではないでしょうか。

どことなく冷たい印象がすずらんの魅力ですが、これが格式張ったクラシカルな印象を与えてしまうことも。

発売から約40年を経てもなお愛され、リリー オブ ザ バレーがペンハリガンの代表的なフレグランスの一つであり続ける理由には、ヒロインのすずらんを引き立てる、明るいホワイトフローラルたちの活躍を感じます。

このため、すずらんがよそよそしくならず、凛としたヒロインとして確立されるのですね。

ローズ、イランイラン、ジャスミン、リリー オブ ザ バレー、のフローラルブーケは、トレンドに流されない、永遠のスタンダードだと思います。

ラストからドライダウンにかけては、オークモスとサンダルウッドが穏やかに包み込むよう。

すずらんが冷たくなりすぎず、微笑むようにゆっくりと消えてゆく、きれいなドライダウンを描きます。

調香師のマイケル・ピクタールって?

リリー オブ ザ バレーを手掛けたマイケル・ピクタールは、この時代のペンハリガンでいくつかの作品を手掛けたイギリスの男性調香師です。

今日でも有名な、ペンハリガンの代表作、エリザベッサンローズやブルーベルも彼の作品です。

しばらく間が空いて、2004年にデューロ(Douro)というメンズ向け作品を発表しました。

これもペンハリガンの作品です。

その後は、表立って彼の名が出た作品はありません。

実は1971年に、家族とフレグランス会社を創設しており、彼が何らかの形で香水業界に携わったことがわかります。

リリー オブ ザ バレーのラインナップ

リリー オブ ザ バレーの香水は、オードトワレのみの作りとなっています。

オードパルファムはありません。

香水の他に、ハンド&ボディクリームがあり、より手軽に使えるそちらから試してみるのもアリですね。

リリー オブ ザ バレー オードトワレ

リリー オブ ザ バレー ハンド&ボディクリーム