パチュリ パッチは、アジアの独特の雰囲気を抱いたハーブ系の作品です。
主役となる香りは、その名前の通り、パチュリ(パチョリ、パチュリーとも)というハーブをモチーフとした作品です。
ラルチザンパフューム(L’Artisan Parfumeur) パチュリ パッチ オードトワレ 100ml
パチュリはどんな香り?
パチュリは、中国やインドなどの標高が高い地域に自生するハーブの一種です。
土のような香りがする草、と言ったらわかりやすいでしょうか。
私たちにとって身近なものに例えるとしたら、墨汁の香りです。
香りは強め。でも落ち着く(笑)、パチュリはなんとも不思議な香りですね。
このため、オリエンタル系の香水ではベースノートに用いられることが多く、知らずしらずのうちに嗅いだことがある方も多いでしょう。
パチュリは男性香水っぽくない?
いえいえ。パチュリ(パチョリ)の香りは、大人の女性にこそピッタリなんです。
ずいぶん昔の出来事になりますが、マドンナのCD『ライク・ア・プレイヤー』のブックレットには、パチュリを使った香りが付けられていたのだそう。
マドンナは香水もプロデュースしています。
彼女自身が当時好きだったパチュリを、CDに付ける香りとして採用したというわけですね。
大人の女性にパチュリが合う理由は?
なぜ、マドンナを始めとする大人の女性にパチュリがピッタリなのでしょうか。
それは、パチュリのアロマテラピー的な効能によるものと考えられます。
パチュリの効能
アロマテラピーでは、パチュリの精油は緊張していた精神を解きほぐしたり、イライラする・心配ごとがある時に向いているとされています。
香り立ちは真面目な印象で、かっちりした雰囲気が似合うパチュリ。
森林浴をする要領で深く香りを吸い込むうちに、イガイガしてしまった気持ちや、神経を使った後の疲れが癒されるようです。
フローラルが際立つような、いかにも女性らしい香りが苦手な方こそ、パチュリを取り入れてみてください。
仕事の責任やストレスとも、うまくバランスを取る気持ちの余裕が生まれ、内側から輝くような女性らしさが現れてきそうです。
またパチュリ パッチには、リラックス系のもうひとつのハーブ、ベチバーも入っています。
このように、パチュリ パッチは仕事の緊張が続く時にこそ選びたい作品だといえますね。
パチュリ パッチの香りの構成
パチュリ パッチには、パチュリの他、スパイスのフェンネルやスターアニス、スミレの花やオスマンサス(キンモクセイ)といったフローラルの要素も含まれています。
ヘッドノート / スターアニス、スミレの花、フェンネル、プラム
ハートノート / オスマンサス、パチュリ、ベチバー
ベースノート / ムスク、シダーウッド、サンダルウッド、オークモス
贅沢なのはベースノートです。
ムスク、シダーウッド、サンダルウッド、オークモスと、しっかりめの香料が連なっていますね。
ラルチザンパフュームの公式サイトでは、ウッディとして紹介されている通り、樹木の香りをしっかり感じることができます。
樹木の香りが入ることで、オフィスにもふさわしい、品格のある雰囲気となっています。
持続時間はどのくらい?
パチュリ パッチはオードトワレとしては持続時間が長く、しっかりと保湿したお肌であれば、4〜5時間はもたせることができるでしょう。
パチュリ独特の強めの香りが続くので、まとうなら腰から下の部位をオススメします。
ドライダウン後のウッディーな残り香も美しく、まさに大人の女性にピッタリです。
パチュリ パッチのラインナップ
パチュリ パッチはオードトワレのみの作りです。
持続時間は長めで、一般的なオードトワレとオードパルファムの中間くらいに当たります。
仕事が忙しい方、癒やされたい方に特にオススメの作品です。
パチュリ パッチ オードトワレ