それほど気温が上がらない日、または、雨が降って涼しい日でも、この時期は水を感じることが多くありませんか。
湿気に強い人もいれば、平気な人もいるでしょう。
私は湿気が得意ではなく、身体がだるくなったり、睡眠が浅くなったりと、影響を受けやすい体質です。
そんな時は、普段の自分が好きなフローラル系や、重厚感のある個性的な香りではなく、もっと軽く、いまの時期らしい香りを選びます。
夏の間だけの1本、いつもの自分とは違うサマーフレグランスを選んでみるのも、この時期ならではの楽しみ方です。
今回は、地中海の夏を感じさせてくれる、トッカの人気作品、ビアンカの香りをご紹介します。
ビアンカの香りが描く作品の舞台
ビアンカの香りは、南イタリアのシーサイドが舞台となっています。
いまの時期は、夏の日差しが降り注ぎ、海からのさわやかな風が吹き抜ける・・・きっと気持ちが良いですよね。
そんな海のそばにあるカフェで、グリーンティを楽しんでいるシーンを描いた作品です。
あこがれのサマーリゾートを思わせてくれる、ちょっぴり贅沢な気分になれる作品かもしれません。
ビアンカの香りは?
ビアンカの香りは、作品のイメージにピッタリのグリーンティーがメインとなっています。
私たち日本人が急須で楽しむ日本茶というよりも、ヨーロッパで紅茶のように楽しんでいるイメージです。
トップノート:ベルガモット、ラベンダー、マンダリン、レモン
ミドルノート:ローズペタル、ジャスミン、グリーンティー
ベースノート:ムスク、砂糖
つけたての瞬間は、柑橘系のフレッシュな香りが弾けます。
トップノートにレモンやベルガモット、マンダリンといったシトラス系を持って来ているのは、ソーサーに置かれたレモンをイメージしているのだとか。
暑さに涼を差すようで、夏らしいですね。
同様に、トップノートにはラベンダーが入っているので、子どもっぽくなりすぎることはありません。大人の女性にもふさわしいエレガントな調香です。
グリーンティーがメインとなるミドルでは、ほんのりとジャスミンの花、そしてローズを感じます。
グリーンティーの爽快感を強調した香調ではなく、ナチュラルな柔らかい香りを楽しみたい方に向いています。
また、お花の香りは、ジャスミンティーやローズティーの香りではなく、カフェに飾られたお花の香りがふんわりと漂ってくるようで、フェミニンです。
ラストは、ムスクとお砂糖の香りが優しく溶け合います。
グルマン系とはまったく異なり、お砂糖はあくまでもアクセントといった感じです。
グルマン系のような甘いラストノートというわけではなく、さわやかなグリーンティーにムスクとお砂糖の香りが丸みを与え、肌なじみを良くしています。
鼻を寄せなければわからないほどの、柔らかな余韻が肌に優しく残ります。
海を見ながら過ごす、夏の午後を楽しんでいる気分に。
ビアンカの香りの持続時間
ビアンカの香りは、まさに夏向けの作品です。
オードパルファムとしての作りですが、香りの持続時間はやや短め。
周りに香りがわかるほどの拡散は、2〜3時間ほどで、その後は、自分のすぐ近くにいる人とだけ香りをシェアできるくらいの穏やかな香りになってゆきます。
このため、オフィスにまとって行っても香害になりにくい作品と言えそうです。
ドライダウン自体は4時間ほどは続くので、香りがまったくなくなるというわけではありません。
自分だけがわかる程度のほのかな香りは、内勤が多い方にはピッタリかも。
このため、夏の日中用、または気分転換用としての使い方がオススメです。
個人的には、お風呂上がりの使い方にも向いていると思います。
ビアンカのラインナップ
ビアンカの香りは、トッカの中でも人気の香りということもあり、ラインナップが豊富です。
オードパルファムだけでなく、ボディケアアイテムや、ルームフレグランスで楽しんでみるのも素敵です。
ビアンカの香り オードパルファム(50ml)
ビアンカの香り トラベルフレグランススプレー(20ml)
ビアンカの香り ハンドクリーム
ビアンカの香り リードディフューザー 175ml