ペンハリガン ジュニパー スリング Juniper Sling

ペンハリガン

晴れても、雨が降っても、湿度が高くてムシムシ・・・

道端のアジサイよりも、雨がよく降ることよりも、何よりもこの湿気が、梅雨を実感させるように感じます。

そんな湿度が高い気候にピッタリの香りは、スッキリと風が抜けるようなフレグランス。

お酒が飲める方にも、飲まない方にも、選り好みをせずにぜひ試していただきたい作品が、今回ご紹介するコチラです。

ペンハリガンの人気作品、お酒のジンにインスパイアされて誕生した、ジュニパー スリングをどうぞ。

ジュニパー スリングのうんちく

ジュニパー スリングは、かつてロンドンが黄金時代と呼ばれていた1920年代を感じさせるフレグランス。

当時の象徴として、お酒のジンからインスパイアされた、架空のカクテルとなっています。

それは、飲むのではなく、身にまとうことで相手を酔わせる香りのカクテル

グッと大人びた、洒落っ気たっぷりのところが、なんともイギリスらしいと思いません?

それにしても、お酒とフレグランスは、いずれも嗜好品であり相性が良いのでしょう。

ラルチザンパフュームのフー アブサンもまた、お酒にインスパイアされた作品でしたよね。

ラルチザンパフューム フー アブサン FOU D'ABSINTHE
フー アブサンは、ラルチザンパフュームの中でも特にユニークな薬草系の作品です。 クールな薬草の香りは、独特の苦味があり癖になってしまいそうです。 ラルチザンパフューム(L'Artisan Parfumeur) フー アブ...

ジュニパー スリングの香りは?

ジュニパー スリングの香りは、お酒のジン“そのもの”ではありません。

ですから、お酒を飲む人も、飲まない人でも楽しめる作品になっています。

ジュニパー スリングの香りの構成

トップノート:シナモン、オレンジブランデー、アンゼリカ、ジュニパーベリー

ミドルノート:カルダモン、レザー、ブラックペッパー、イリスウッド

ベースノート:ブラウンシュガー、ブラックチェリー、ベチバー、アンブロックス

調香師:オリビエ・クリスプ(Olivier Cresp)

ムエットにつけた場合、トップノートからジュニパーベリーが前面で香り、キツさを感じるかもしれません。

ジュニパー スリングは、ムエットより肌の上で楽しみたい作品の一つ。

肌の上では、シナモンのほか、オレンジブランデー、アンゼリカ、ブラックチェリーといった、繊細な香料を感じることができます。

やがて、肌のぬくもりでレザーイリスウッドがセンシュアルに広がり始めます。

イリスウッドは高価な香料としても知られていますが、実はジンとも縁が深い香料なんですよ。

私の印象では、ジュニパー スリングはレザーが強く出ることもありました。

肌の個性によっては、ディオールオムのようにマニッシュに香る方もいるかもしれませんね。

補足ですが、アンブロックスはアンバー様の合成香料の一種です。

ジュニパー スリングが似合う季節

強くオススメしたいのは、やはり梅雨の時期。

ジュニパーベリーは、ムンと篭った湿気をスッキリと振り払ってくれるような涼やかさがあります。

アロマテラピーでジュニパーベリーを用いる際は、むくみを取るためだったり、また心身のデトックス目的でも頻繁に焚かれます。

梅雨や台風の季節、湿気でモヤモヤしたら、ジュニパー スリングを手にとってみるとハズレがないと思います。

また、私のオススメは冬です。

意外に思われるかもしれませんが、すっきりした調香は、冬らしくキリッとした気候によく合います。

実は、ベースノートには、あたたかみのある香料が重ねられているため、冷たすぎる・寒すぎる香りにはなりにくいのです。

さすが、肌の上で楽しむ香りのカクテル

かえって、肌のぬくもりを近くで感じたくなるかも・・・?

ジュニパー スリングのラインナップ

ジュニパー スリングは、オードトワレのみの作りとなっています。

オードパルファムはありません。

ボディケアのアイテムとして、バス&シャワージェルが作られており、バスタイムにも香りを楽しむことができます。

ジュニパー スリング オードトワレ

ジュニパー スリング バス&シャワージェル

ペンハリガン 2016 ジュニパースリング コレクション ギフトセット(EDT 100ml & SHOWER GEL 300ml)

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