■香水を楽しむとっておきの方法って?
香水を纏う時。
あなたは、カレや振り向かせたい人など、誰かのために香りを纏っている?
香水は、あなた自身のために纏う、パーソナルな楽しみ方もあります。
今回は、お部屋で過ごす一日や、自分だけのために香水を楽しむ、とっておきの方法をご紹介します。
■香りがもたらす効果
香りは、人間の身体に影響を与える力があることがわかっています。
昔から、人間は香りをうまく活用してきました。
例えば、森の中を散歩したり、木立のそばで過ごすことで、心身をリラックスさせる「森林浴」などが知られています。
森林浴の場合は、木々から放たれる香気成分が、神経をリラックスさせる効果を利用して、リラックス効果を得ているのです。
森林浴のような、香りが人間にもたらす良い効能を利用して、美容や健康、生活の質の向上に役立てる試みが「アロマテラピー」です。
アロマテラピーについては、改めて書いていきますね。
香水は、アロマテラピーとは異なるものですが、香りを用いる点は共通しています。
■香水が引き立つ時って?
香水がアルコールでできているため、揮発する時に、空気中に香りが広がっていきます。
気温が高い方が揮発が早いため、同様に、体温が高い方が香水を付けると、早くに香りが広がることが多いのです。
香りが飛んでしまうスピードが早い方は、体温が高めではないでしょうか?
■お風呂をうまく使う!
香りを引き立てるために、敢えて、入浴やシャワーの後に香水を纏う方法もあります。
体温(平熱)が低い方でも、温浴効果で身体が温まった後では、血行が促進され、体温が少し上昇します。
これによって、香りの拡散効果を高めることができます。
■お風呂あがりのワンポイント
素肌にすぐ香りを纏う・・・
この方法も、シンプルで素敵なやり方です。
肌に香りをなじませ、より香りの保ちを良くするためには、無香料のボディミルクや、クリームを付けるといいでしょう。
お気に入りの香水と同じラインのボディミルクがあれば、それを使うのが、フランスではポピュラーな方法です。
もっとも、必ずしも、香水からボディケアラインまでが揃っているとは限らないので、無香料のボディミルクを1つ持っておくと、何かと便利ですよ。
ボディミルクを肌に塗り、乾ききる前に香水をひと吹き。
これだけで、香水が肌に馴染み、香りの立ち方がよりまろやかになります。
普段のお出かけ前のシャワーにも、このワンポイントはオススメです。
少しだけ早起きをして、ぜひ試してみてくださいね。
■自分だけのために香水を楽しみたい時は、ここにプッシュ!
いよいよ、香水を吹き付ける場所のご紹介です。
もし今日一日、あなたが自分一人で過ごすのなら、ぜひ試してみてください。
- 胸元にワンプッシュ
バストの間に付けることで、香りが自分の鼻にまっすぐ立ち上っていきます。
ほんのワンプッシュでも、充分に楽しむことができますよ。
ただし、この場合は付け過ぎに気をつけるようにしましょう。
あくまで、ワンプッシュがオススメです。
- 首筋にワンプッシュ
うなじや首の後ろなど、首筋にも太い血管が通っています。
この部分にワンプッシュすることで、自分によりわかりやすい香りの拡散効果が望めますよ。
この場合も、あくまで少量に留めておくようにしましょう。
いかがでしたか。
自分のために香水を使うことで、心地いい時間を過ごすことができそうですね。
時には、がんばっている自分を大切にしてあげる時間も必要です。
そんな時は、今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。