柔軟剤と香水、楽しみ方の違いを知って、使い分けよう!
最近では、良い香りのする柔軟剤が流行しています。
衣服やファブリックに良い香りを付けたり、汗や生乾きなどのイヤなニオイを防いでくれるといった効果が支持され、爆発的にヒットしているのです。
そもそも柔軟剤とは、
柔軟剤(じゅうなんざい)とは、洗濯後繊維に柔軟性を与えるための仕上げ剤である。 同時に、帯電防止のためにも使われる。(ウィキペディア)
いまや、布地の肌触りを柔らかくするという本来の効果より、布地を良い香りにする目的で、柔軟剤を使用する人が多いそうです。
柔軟剤は、布地に良い香りを付けて楽しむのに対して、香水は、(一般的には)皮膚に香りを付けて楽しむものです。
もちろん、香水を布地に付けて楽しむ用途もありますが、柔軟剤は皮膚に付けるためのものではありません。
■肌が弱い方が香水を付ける前に
肌が敏感な方、アトピーなどで皮膚がかぶれやすい方は、香水を付ける時にパッチテストを行うと良いでしょう。
- パッチテストとは
その名の通り、香粧品を使う前に、身体にあっているかどうかを試すこと。
香水を皮膚の柔らかい場(二の腕など)に塗り、かゆみや赤みの反応がでるかどうかをチェックします。24時間程度は様子を見てみましょう。
パッチテストの結果、身体に合わない場合はm使用を中止し、皮膚科医など専門家の指示を仰ぐようにしてください。
■皮膚の上で香りの変化を楽しむ
柔軟剤と香水の違いは、それだけではありません。
皮膚の上に載せて楽しむ香水は、その香りが変化することで知られています。
香りの変化する主な要因は・・・
- 肌の水分量、皮脂量、酸性度といった肌質の違い
- 個人の体臭=個人の個性
- 気温や湿度といった、使う環境での外的要因
ムエット(試香紙)に吹き付けた時の香りと、
自分の肌に載せた時の香りが異なるのは、1.や2.によるものです。
自分の肌に載せてみて、どう香るか、香りがどう変化するかを観察してみてください。
ムエットの上だけではわからなかった、自分だけの微妙な変化を見つけることができますよ。
ちなみに、香水の中には、付けた時から香りが消えるまで、ほとんど香りが変化しないものもあります。
■香りの変化を楽しむ
普遍的な良い香りを楽しむ柔軟剤とは違い、自分の肌に載せた変化を楽しめるのが、香水の魅力の一つです。
海外の人は、これをよく知っており、うまく体臭を隠したり、体臭と香水を併せた自分の匂いで、自分自身をアピールすることに長けています。
女性だけではなく、男性も・・・
もし、自分の匂いが気になっている方は、自分の個性を活かした香水の楽しみ方があると、前向きに捉えてみてくださいね。
香りを通じて、自分と向き合う良いきっかけが見つかるといいなと思っています!