まさに「纏う」にふさわしい、香水の付け方は?

香水を楽しむ基本テクニック

好きな香りに包み込まれて、過ごす一日。

何かとストレスを受けやすい働く女性にとっては、香りがあなた自身のバリアになってくれることもあります。

また、香りがあなたのチャーム(お守り)になることも。

ですが、あなたにとっての良い香りが、周りの人にとっては、そうでないかもしれません。

今回は、そんな働く女性のための「香水の纏い方」についてです。

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プッシュ量を増やすのではなく、さじ加減を覚える

お気に入りの香水を長く使っていると、あなた自身の鼻や感覚が慣れてしまいます。

なんだか物足りないな・・・

そう感じた時に、付ける量を増やすのはストップ!

あなたの鼻が感じるのは、あなたの鼻の位置で香りが香っている時です。

この状態は、実は、かなり強く香りが立ち上っているという状況。

あなたが感じ取っている以上に、周りには、香りが広がっているかもしれません。

プッシュした部位を鼻に近づけていないのに、自分の鼻が香りを捉えたら、適量をオーバーしている

これを覚えておくと、付け過ぎを防ぐことができます。

腰から下に付ける場合との違い

腰から下にプッシュすると、香りの拡散を抑えることができる。

以前、このようにご紹介をしました。

この纏い方の良い所は、

周りに香りを拡散させすぎない、控えめなところ

ここにポイントが有りました。

詳しくは、コチラの記事が参考になると思いますので、よかったらご覧くださいね。

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■そもそも、日本では香水文化はまだまだマイナー 会社勤めをしていると、自由に香水を付けて行くことが、難しい場合があるかもしれません。 特に日本では、何の香りも匂いもない「無臭状態」を良しとする、文化的...

香水が大好きで毎日まとっていると、香水を纏っている実感が湧きにくいかもしれません。

実際には、あなたの体温や動作に併せて、香りは周囲に拡散しているのですが・・・

周りに香害と感じさせず、且つあなた自身も香りを楽しめる纏い方をご紹介します。

香りに包まれるような、エレガントな纏い方

朝、お家を出る前。

お部屋でのひと手間がポイントになります。

香水を纏う時、お部屋の「空間」を利用してみてください。

まず最初に、お部屋の中で、一番広い「空間」を探します。

その場所に、食品や、変色しやすい家具、カーテンなどのファブリックがあれば、避けてください。

空間の天井から、あなたの頭上の高さくらいを目安に、香水ボトルで円を描きながら、空間に吹き付けます。

  • スプレータイプの香水瓶でない場合は、アトマイザーなどに移し替えてみてください。

スプレーの霧が床に落ち切る前に、あなた自身がその下をくぐります。

これでOKです。

余分な香水は空気中に拡散し、あなた自身に付きませんが、付け過ぎを防いでくれます。

この方法で、髪の毛や肩といった上半身に香りの霧がふわりと付着します。

あなた自身の鼻が香りを捉えることができ、且つ、香害を抑えた纏い方です。

どうしても物足りない時

もっと強く香りを感じたい場合もありますね。

その時は、肌に纏うのではなく、小物の力を借りてみましょう。

冬であればマフラーやストール。

春、秋はスカーフやハンカチなどに香りを吹き付けることで、自分の身の回りに香りを拡散させることができます。

首元から鼻の位置、また手元は鼻に近いため、ごく少量でも充分に香りを楽しめます。

ストールやスカーフの素材は、できれば、化繊の洗えるタイプの素材が良いでしょう。

香水は天然成分を含んでいるため、布地によっては、シミになってしまうこともあるからです。

シルクは避けたほうが無難です。

いかがでしたか?

プッシュ料(付ける量)を増やすのではなく、纏い方をアレンジすることによって、香りをもっと楽しむことができるのです。

働く女性は、知らぬ間に周りへの気遣いまでも求められてしまいがち。

自分自身も周りも大切にしながら、「香り美人」を目指してゆきたいですね。

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