好きな香りに包み込まれて、過ごす一日。
何かとストレスを受けやすい働く女性にとっては、香りがあなた自身のバリアになってくれることもあります。
また、香りがあなたのチャーム(お守り)になることも。
ですが、あなたにとっての良い香りが、周りの人にとっては、そうでないかもしれません。
今回は、そんな働く女性のための「香水の纏い方」についてです。
プッシュ量を増やすのではなく、さじ加減を覚える
お気に入りの香水を長く使っていると、あなた自身の鼻や感覚が慣れてしまいます。
なんだか物足りないな・・・
そう感じた時に、付ける量を増やすのはストップ!
あなたの鼻が感じるのは、あなたの鼻の位置で香りが香っている時です。
この状態は、実は、かなり強く香りが立ち上っているという状況。
あなたが感じ取っている以上に、周りには、香りが広がっているかもしれません。
プッシュした部位を鼻に近づけていないのに、自分の鼻が香りを捉えたら、適量をオーバーしている
これを覚えておくと、付け過ぎを防ぐことができます。
腰から下に付ける場合との違い
腰から下にプッシュすると、香りの拡散を抑えることができる。
以前、このようにご紹介をしました。
この纏い方の良い所は、
周りに香りを拡散させすぎない、控えめなところ
ここにポイントが有りました。
詳しくは、コチラの記事が参考になると思いますので、よかったらご覧くださいね。
香水が大好きで毎日まとっていると、香水を纏っている実感が湧きにくいかもしれません。
実際には、あなたの体温や動作に併せて、香りは周囲に拡散しているのですが・・・
周りに香害と感じさせず、且つあなた自身も香りを楽しめる纏い方をご紹介します。
香りに包まれるような、エレガントな纏い方
朝、お家を出る前。
お部屋でのひと手間がポイントになります。
香水を纏う時、お部屋の「空間」を利用してみてください。
まず最初に、お部屋の中で、一番広い「空間」を探します。
その場所に、食品や、変色しやすい家具、カーテンなどのファブリックがあれば、避けてください。
空間の天井から、あなたの頭上の高さくらいを目安に、香水ボトルで円を描きながら、空間に吹き付けます。
- スプレータイプの香水瓶でない場合は、アトマイザーなどに移し替えてみてください。
スプレーの霧が床に落ち切る前に、あなた自身がその下をくぐります。
これでOKです。
余分な香水は空気中に拡散し、あなた自身に付きませんが、付け過ぎを防いでくれます。
この方法で、髪の毛や肩といった上半身に香りの霧がふわりと付着します。
あなた自身の鼻が香りを捉えることができ、且つ、香害を抑えた纏い方です。
どうしても物足りない時
もっと強く香りを感じたい場合もありますね。
その時は、肌に纏うのではなく、小物の力を借りてみましょう。
冬であればマフラーやストール。
春、秋はスカーフやハンカチなどに香りを吹き付けることで、自分の身の回りに香りを拡散させることができます。
首元から鼻の位置、また手元は鼻に近いため、ごく少量でも充分に香りを楽しめます。
ストールやスカーフの素材は、できれば、化繊の洗えるタイプの素材が良いでしょう。
香水は天然成分を含んでいるため、布地によっては、シミになってしまうこともあるからです。
シルクは避けたほうが無難です。
いかがでしたか?
プッシュ料(付ける量)を増やすのではなく、纏い方をアレンジすることによって、香りをもっと楽しむことができるのです。
働く女性は、知らぬ間に周りへの気遣いまでも求められてしまいがち。
自分自身も周りも大切にしながら、「香り美人」を目指してゆきたいですね。